ネコとコーラと国語と私

私立高校勤務の国語教師が感じた教育に関するあれこれ。あとたまにネコとかコーラとか。

学校改革

どうせやるのなら、工夫のし甲斐のある仕事がいい

【目次】 授業やクラス運営は工夫の余地の塊 「できない」を「できる」に変える面白さ 本日は勤務時間の半分以上をパソコンとにらめっこしてひたすらデータとの戦いでした。学籍データと考査成績の管理作業。 今日一日で自分のデスクと職員室後方のプリンタ…

正義という名の仮面を被った「宿題」に鋭いメスを

本日の地区大会は勤務校の体育館が会場になっていたので、不幸中の幸い(いや、考えようによっては不幸中の不幸とも言える)とばかりに、職員室と体育館を往復しながら仕事をしていました。 最大の懸念材料であった審判業務は何とか終了。怪我も無く終了し、ほ…

無免許なのに大会審判をしなければならない部活動顧問の悩み

本日は部活動地区大会の引率&大会の審判をしてきました。 ライセンスを持っていない運動不足の中年男性に、大事な試合の審判をさせてはいけない。相変わらず全ての力を使い果たして疲労困憊です。 しかも、「明日も審判あるぞ」と言われる絶望感。正直、中…

【読書】『“オフィスのプロ”だけが知っている キングジム 人も組織もうまくまわりだす 超整理術213』――付け焼刃ではない真の整理術を身につけたい方へ絶対におすすめの一冊

【目次】 仕事の「効率」を重視する自分に突き刺さった一冊 ただの「片付けのテクニック集」にあらず どこを読んでも、どこから読んでもためになる 014「過去の『しきたり』を変える」 036「自分だけでなく組織全体の効率を考える」 083「整理術に絶対的な正…

生徒のボランティア活動参加を、学校はどのようにサポートできるのか

地元のお祭りに生徒たちがボランティアとして多数参加をしているので、本日は顔を出してみました。祭りを楽しむ単なる一市民として。 みんな炎天下の中、あくせくと働いていました。 10連休の過ごし方も色々 前代未聞の10連休。勤務校の進学コースに籍を置く…

学校教育における「部活動」の在り方についての雑感

【目次】 別に、「部活動そのもの=悪」ではない 時代は確実に変わっている、部活は変われているか? 思考停止では何も変わらない じゃあどうすべきか 世間は10連休で盛り上がっているようですが、そんな俗世のお祭り騒ぎなど、どこ吹く風。こちとら今日も…

流動性の高い職場でオンリーワンを目指してはならない

仕事を後任に引き継げなくなってしまうから。 引き継いでも、絶対に定期的に質問攻めにあうから。 結果的に、いつまでもその仕事から逃れられなくなるから。 悪い意味で一目置かれ、誰も後からついてきてくれなくなるから。 そして、それらすべての現象が組…

どんな学校を目指すべきか ――『変わる学校、変わらない学校』シリーズに学ぶ学校経営計画の立て方

【目次】 抽象度の高すぎる目標 なぜこうした問題が起こってしまうのか では、どうすればよいのか 明日は学校改革プロジェクトの会議にて「学校経営計画」と「具現化目標」における問題点の洗い出しを行う、ということになっています。 これに関しては、妹尾…

常に「新しい」を目指す

どっかの企業のキャッチコピーみたいですが、私の座右の銘のひとつです。 「前年度と完全に同じ」にならないように デスクのあり方にせよ、授業の内容にせよ、クラス運営の仕方にせよ、常に最善を目指しながら日々新しいことができるよう心がけています。 こ…

いつまで「新人」を名乗っていいものなのか、という悩み

ここ数日は、新1年生がドタバタと慌ただしく校内を駆け回る姿を多く目にします。もはや毎年恒例、初春の風物詩ですね。 新入生は毎日新しいことの連続で、さぞや心身ともに疲弊しているでしょう。 ただでさえ慣れない環境の中、オリエンテーションという名…

「放任 vs 過干渉」という不毛な対立

「本人の好きなようにやらせて、その経験から学ばせる」のか。 それとも「きっちりと手取り足取り教え込むことで学ばせる」のか。 つまりは「放任」か「過干渉」か、という対立(少し強い表現だが、論点を明確にするために敢えてオーバーに表現しておこう)。…

生徒に書かせる「学習の記録」は、どんな方法が一番効果的なのか

生徒は相変わらず春休み中。 生徒が登校し始めるとドタバタするので、今のうちにできることをやっておきたいところです。 【目次】 家庭学習の記録をどうやってとらせようか 【案①】ノートなどに自由に書かせる メリット デメリット 【案②】クラウドサービス…

誰かに仕事を割り振る、ということの責任

年度末と言いながら、気づけば4月がもう目前に迫っている。学校は新年度の準備に向けて大忙しである。 部署移動は突然に 仕事というのは不思議なもので、1つの業務に長年携わり、ようやく慣れてきたなと感じる頃に新たな部署に回されることが多い。 こうし…

「担任の先生」が変わる、ということ

4月に向け、学校内では慌ただしく新年度準備が進んでいます。 一方で生徒達は春休みを謳歌中。 夏休みや冬休みに比べると、宿題の量も少ないわけで、きっと思う存分羽を伸ばしていることでしょう。 生徒達の関心事 そんな中、生徒達の関心が高いのは「クラス…

「変わらない」ことにだってエネルギーを使う

今日はモチベーションが下がる出来事があったので、もう仕事をほっぽらかして早々に帰宅しました。 昨日頑張ったし、たまにはいいか。仕事全然片付いてないけど、明日のことは明日の私がなんとかしてくれるはず。頑張れー、明日のわたしー(無気力) 【目次】 …

正しい会議の進め方を、誰も知らない

※ただしやすてるの主観。「私は知ってるよ」という方もいるかもしれません。 本日は町内会の総会に参加をしてきました。なにぶん、来年は班長という大役を仰せつかっているもので。 都会暮らしの人にしてみれば、こうした寄り合い的なイベントは絶滅危惧種だ…

室内飼いのネコは本当に“かわいそう”なのか?

水曜深夜のネコまつり。 ふぅ、猫成分チャージ完了。 この気持ちの良いくらいの無防備さよ。なんと心癒されることか。決して人間になびかない、そんなツンツンした感じも魅力的だけど、こんな感じでデレデレのそなたもまた愛おしい。きっと紛争地域にネコを1…

「働き方改革」は目的?それとも手段?

待望される「変革」、機は十分に熟している 現在、国を挙げて熱心に取り組まれている「働き方改革」。 教育の現場にもその流れは確実に来ています。長らく放置され続けていた教育の現場に、ようやくメスが入るわけです。どう変わっていくのか、非常に楽しみ…

異文化の融合がイノベーションを創出する  ――「教師の世間知らず」とは?

本日は新幹線に乗っての日帰り出張。 教育とは直接には関係の無いイベントへの参加でしたが、教師は「学校」という非常に狭い世界に閉じこもっていることが多いため、こうして外の世界の空気を吸えるのは非常にありがたいところ。(田舎の学校ゆえに他校との…

ブラック化する時代の中、教員の働くモチベーションをいかに保てるか

本日、同僚とのやり取りの中で興味深いトピックがあったので、少し考えをまとめてみました。 教員の仕事に対するモチベーションに関するお話です。 ブラック化する学校現場 教員は、基本的に「生徒の成長」を労働のモチベーションとする傾向があるように観察…

立ち読みを推奨したら、フリスク屋が儲かる

今日、何気なく見ていた「ホンマでっか!?TV」にて、次のような解説がされていた。 「電子書籍は、購入したユーザーがどこまで読んだのかが出版社側に分かるようになっていて、その情報を元にして出版社はその作品の人気度を測り、読者に受ける作品作りの参…

君の中に仮面ライダーはいるか? ――30歳を過ぎて仮面ライダーにハマった話と、ニチアサキッズタイムから学ぶ少子化との向き合い方

さて、たまには趣味のことも書いてみよう。ネコの話? ネコは趣味じゃなくて人生ですから。 www.yasuteru24.com www.yasuteru24.com さて、タイトルに話を戻します。 【目次】 「仮面ライダー」というコンテンツ この年にして仮面ライダーにハマる コンテン…

「学校」という職場にSlackを導入したい10の理由

断言します。今回は必ず10個挙げると。(前科一犯) 職場をどのように変えていくか 10年近く同じ職場に居続ければ、嫌でも不満点およびそれに対する改善策めいたものは見えてくる。 働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える 作者: 村山昇,若田紗希 出版社/メ…

人生で大事なことは、マンガから学んだ

さぁ、記念すべき連続更新20日目。 何を隠そう、私はマンガが大好きです。この年になってもまだ相変わらず少年漫画を読み続けています。何なら死ぬまで読み続けたい。心は永遠の17歳。そんな人生でありたいと思いながらも、最近目に見えて増えてきた抜け毛…

同士無くして改革あらず

本日は勤務校における、学校改革プロジェクト(仮)の第2回目の会合がありました。 近しい年代の人たちで、学校のありようについてあれこれ自由に意見を交わしました。 これまでは本を読んだりネットで先進事例をチェックしながら、理想と現実の間でモヤモヤす…

ICT機器は教育改革の特効薬となりうるのか?

結論から言いいます。決して特効薬ではありません。 ただ、勘違いしないでいただきたいのは、これは別にICT機器に限った話では無いということです。 これまでの教育現場でもそうだったはずですが、どんな機器や教材だって、導入するだけで即時的に劇的な変化…

学校改革、内から変えるか?外から変えるか?

いよいよ勤務校において「学校改革プロジェクト(仮)」が動き出しました。恐れ多くも、私もその一員に名を連ねており身が引き締まる思いです。 どう進むかまだまだ手探りの状態なのですが、まずは私自身の認識をいくつかまとめておきたいところ。 改革に必…

『医龍』に学ぶ「後継者」の育て方

さて、今日は「後進を育成する」というお話。 【目次】 医療マンガ において語られる、「後を継ぐ者」の育て方 「成長を信じる」ということ 「天才」の苦悩。人はいずれ老いてゆく いかにしてバトンを繋ぐか 医療マンガ において語られる、「後を継ぐ者」の…

「変わる」とはどういうことか

二日目の更新だ。できるだけ毎日更新していきたいところです。 当然のことながら、まだまだはてなブログの仕様がよくわからない。どんな機能があり、どこまで自由にいじくれるのか。 早くレイアウトを凝ったものにしてみたり、リンクを張ってみたり、あれこ…