ネコとコーラと国語と私

私立高校勤務の国語教師が感じた教育に関するあれこれ。あとたまにネコとかコーラとか。ブログ毎日更新中。

毎日連続更新をしばらくお休みします

ここ数日色々と考えていましたが、現状では「毎日連続」更新を維持することが難しいと判断し、更新スペースを少し落としていくことに決めました。 なるべくなら1周年とかのキリのいいタイミングまで頑張ろうかと思ったのですが、やっぱり無理でした。 結果と…

「宿題前提症候群」からの脱却を

2学期が始まりまた生徒に宿題を課し始めるのだけれども、そろそろ宿題をなんとかしたい。 最近は寝ても覚めても宿題のことばかり考えている。恋かな? 「大人数に一律で」というスタイルの限界 クラス内での学力差が大きく、どこに照準を合わせても誰かしら…

エンジンをかけるためにとりあえず本を読む

相も変わらずどうも興が乗ってこない。 エンジンをかけるためにも、積読をひたすらに消化中。 直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN 作者: 佐宗邦威 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2019/03/07 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含…

どうも調子が出ない

最近体調を崩す生徒が多い。 連日炎天下で練習をした体育祭の反動とか、9月も半ばに差し掛かっているにも関わらずまだまだ厳しい残暑のせいだとか、二学期の通常授業が本格的に始まっての疲労の蓄積だとか、あらゆる要因が絡み合っている気がする。 かくいう…

文化祭に向けてコツコツと準備を進めていく

体育祭が終わったら次は文化祭の準備が始まる。 まずはクラスで何をするか話し合いをするところから。ここをあまり生徒に委ねすぎると、毒にも薬にもならない無難な企画を持ち出してきてしまう。そうなると、これまでの経験から考えると、やる気のある一部の…

学校の図書室を「電子図書室」化するにあたってのメリットとデメリット

最近、学校独自で運営するタイプの電子図書館サービスに非常に興味があります。 サービスそのものが日本ではまだまだ発展途上ということもあり、高校単位で導入している事例が少なすぎるため今ひとつ運用のイメージがつかないのですが、うまく軌道に乗ればか…

体の衰えを感じる残暑の夜

筋肉痛と、日焼けのヒリヒリで全身が悲鳴をあげています……。 数年前からうすうすと感じていたことではあったけれども、やはりもう若くはない。 ここの所はすぐに疲れて眠くなるし、ついた脂肪は落ちにくくなるし、過酷な現実が容赦なく襲いかかってきます。 …

祭りのあとに……

二学期における二大祭りの一つ「体育祭」が終了。 学校側はしっかりと振り返りを いくら祭りと言えども、学校行事の一つである以上は問題点を改善し、良かったところは継続できるようにしっかりと分析をしていきたいところ。近年はあれこれと新たな取り組み…

iPadと「GoodNotes5」を活用することで勉強と断捨離がよりいっそう捗った話

【目次】 無料の機関誌も馬鹿にはできない iPadを活用して省スペースを心掛ける 公式によってPDF化してくれているありがたさ 検索性に優れ、必要な情報にアクセスしやすい まずはとっつきやすい物から入るのも一つの手 無料の機関誌も馬鹿にはできない 学校…

肯定的・否定的なフィードバックが、他人に与える影響の大きさ

「病も気から」という言葉があるけれど、人間のフィジカルとメンタルは面白いほどに連動している。そして、人の心というやつは実に他人に影響を受けやすいものであることもまた事実である。 自分では全然大したことは無いと思っていても、周囲の人達が「ヤバ…

知性と肉体の両立

連日本当に暑い。 当たり前のように35度を超える灼熱の暑さに加え、これでもかとばかりの直射日光。体育祭の練習で少し外に出ただけでも相当に体力を消耗してしまう。インドア派の私だけれども、もうすっかりこんがりと日焼けをしてしまった。たまに降るにわ…

洗練と手抜きの狭間で

二学期の授業の準備をするけれど、さすがに何年も教師をしていると同じ教材を扱うことが増えてきた。教科書は大抵「定番」と呼ばれる教材があり、たとえ出版社が変わろうと改定がなされようと、扱う文章はさして変わらなかったりする。 正直、同じ教材なので…

「皆勤賞」という名のムチ

体育祭の練習が本格的に始まると、体調を崩す生徒がチラホラと出てくる。なんせ暑い、夏休みにエアコンの効いた部屋でのんびりしていた生徒には随分と酷な環境だ。 朝の欠席連絡を受けながら、かつて自分が高校生の時には「皆勤を逃すから体調が悪くともなる…

人間の思考は鮮度が命、放っておいたらあっという間に腐ってしまう

何かいいアイデアを思い付いたとき、「これは後で使えそうだから、また必要な時に具体的な形にしよう」と思って大事に温めていると、いざその時になって取り出してみてもなんだかしっくりこないことがままある。 ブログの記事然り、授業のネタ然り、ひらめい…

夏の終わりに気を引き締める

気づけばもう夏も終わろうとしている。 年々忙しさが増しているからか、はたまた歳をとってしまったからか、気づけばもう終わってしまっている感が強く、寂しさが募るばかり。いや、充実はしていたのだけれども、エアコンの効いた室内で過ごしているものだか…

「やりたくないから無くす」ならば教育は要らない

勉強は「やりたいか否か」と問われたら、大抵が「やりたくない」となるはずである。夏期補習も終わったため、簡単にアンケートをしたところ、「補習をしたくない」というスタンスの回答が散見された。 ただ、「補習に意義を感じるか」という角度で問いを作る…

肉体を支配するのではなく、頭脳を育ててやる

怒涛の夏期補習期間が終わったかと思えば、あっという間に二学期が始まり体育祭の練習が始まる。 補習期間は頭脳労働で頭を酷使したかと思えば、今度は肉体が悲鳴をあげる番である。 この歳になると疲れは溜まりやすく、そして回復も遅い。高校生の時は鍛え…

ダイエットを決意したら味噌とキャベツの親和性の高さに気付かされた

この夏で結構太ってしまった。だってお酒がおいしいんだもの。 この酷暑でこのハードワーク、酒を飲むなという方が酷というものでしょう。 とまぁそんなわけで、可及的速やかにダイエットをせねばなるまいと決意しました。 まず最優先で為すべきは適切、かつ…

新学期に向けて文具を充実させてゆく

何だかんだで八月も終わりを迎えようとしており、気づけばもう二学期です。 季節の変わり目と言えば、やることはもうだた一つ。そう、文房具の拡充の時期ですね。仕事の効率を上げるためにも、癒し文具に囲まれて英気を養うためにも、常に文具のアップデート…

未来のマナビフェスのまとめや感想など 「③キーノートセッション ―見える化をきっかけとした学校づくり―」

2日目のキーノートセッションは、待ちに待った中原淳先生の講演。先生のブログの熱心な読者である私としては、もはや講演の内容云々よりも生で中原先生を拝見できるということにテンションが上がります。そんなこんなで、アイドルのコンサートばりに気合い…

未来のマナビフェスのまとめや感想など 「②授業改善を軸にした学校づくり ―PDCAサイクルから探究する組織へ―」後半

前回に引き続き、京都大学の石井英真先生の講義の内容や、講義を受けて考えたことをまとめていきます。 【前回の記事はこちら】 www.yasuteru24.com 講義の前半のテーマは「学校を改革するとはどういうことか?」「『よい学校』とはどのような学校か?」であ…

未来のマナビフェスのまとめや感想など 「②授業改善を軸にした学校づくり ―PDCAサイクルから探究する組織へ―」前半

【オープニングセッションの振り返りはこちら】 www.yasuteru24.com 選択制であるセッションAは、京都大学の石井英真先生による「授業改善を軸にした学校づくり ―PDCAサイクルから探究する組織へ―」を選択しました。 これまたこんな機会でもなければ話を聞く…

未来のマナビフェスのまとめや感想など 「①オープニングセッション」

さて、今週参加してきた「未来のマナビフェス2019 ―2030年の学びをデザインする―」について、数日に分けて整理していこうと思います。 オープニングセッションは溝上慎一先生による「みんなではぐくむ学びの未来」と題された講演。 強い憧憬の念を抱いていた溝…

さようなら東京、祭りのあとの寂寞

マナビフェスもあっという間に2日目を終え、地元に帰ることになりました。 フェス自体は帰りの飛行機の兼ね合いで中座せざるを得なかったのが悔やまれるところ。最大の目的である立教大学の中原淳先生の話を聞くことが出来たので良しとすることにします。 正…

未来のマナビフェス1日目(情報量薄め)

本日は楽しみにしていた「未来のマナビフェス2019」の一日目でした。 学んだことや感銘を受けたことなど、今すぐにでも吐き出しておきたいことはあるのだけれども、それはキーボードをガッツリ使える環境でゆっくりと整理しながらまとめたいのでまた後日書き…

都会の猫とついでに戯れる

明日から「未来のマナビフェス2019」に参加をするため、東京に前乗りしてきました。 be-a-learner.com 大都会での大規模イベントに参加することなど、修学旅行引率以外では記憶に無い。 非常に不安です。 とにかく都会は人が多い。街中ではたくさんの人が余…

「進路についてはうちの子に任せています」という保護者の発言の裏に潜む罠

盆明け早々、今日も今日とて三者面談。長きにわたるクラス全員面談も、ようやく終焉が見えてきました。あと一息、油断せず、トラブルを起こさず、静かに完走したい。 本当にそれでいいのか? 面談時に進路の事などを保護者に話を振った際、結構な確率で遭遇…

大人は「ノー残業」、子どもは「ノー宿題」、これが理想

あっという間にお盆休みも最終日となってしまった。まだまだやりたいことがあったというのに、残念な限り。 「とりあえず」の宿題からの脱却を この連休中に生徒には「宿題」を課しているけれども、例年のことながら長期休暇での宿題の取り組み状況はそこま…

書店側から見た「立ち読み」の功罪

どうして本屋での立ち読みはあそこまで捗るというのに、いざその本を購入するとなかなか読み進めることが出来なくなるのだろう。あれかな、「参考書買ったらそれで満足してしまう」のと同じ現象なのかな? 不思議です。 【目次】 「立ち読み」に罪は無い ど…

「メタフィクション」という名の諸刃の剣 ――「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」を見てもいないのに語る

※今回は、現在上映中の「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」および「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」のユルめのネタバレがありますので、未見の方はご注意を。また、発表からずいぶん時間が経った作品についても「もう流石にいいだろう」的な感…