ネコとコーラと国語と私

私立高校勤務の国語教師が感じた教育に関するあれこれ。あとたまにネコとかコーラとか。ブログ毎日更新中。

祭りのあとに……

二学期における二大祭りの一つ「体育祭」が終了。

 

学校側はしっかりと振り返りを

 

いくら祭りと言えども、学校行事の一つである以上は問題点を改善し、良かったところは継続できるようにしっかりと分析をしていきたいところ。近年はあれこれと新たな取り組みをしている分、想定通りに行かない部分は必ず出てくる。いや、むしろ、伝統に従っているうちに気づけば時代にそぐわなくなっている部分の洗い出しの方が先決なのかもしれない。

ともあれ、次年度に向けてしっかりと振り返りを行ってPDCAを回していかなければならない。

 

 

生徒側の振り返りは……?

 

いくら学校行事と言えども、せっかくのお祭りである。理想を言えば振り返りをしっかりとして今後の人生の糧として欲しいところだけれども、なんだかそれを面と向かって言うのも野暮のような気もする。

同じ場所で何年もぐるぐると同じことをしていく教師とは違って、生徒にとっては人生に一度きりの思い出となるビッグイベントである。そこに「教育」の理屈を持ち出して、余韻をぶち壊してしまうのも気が引けてしまう。

連日の暑さの中生徒たちはよく頑張った。

せめてこの週末は祭りのあとの余韻を味わってほしいものだ。

 

 

そして、もちろん我々教師の側も、不慣れな炎天下の中よくぞ頑張った。せめて今日くらいは自分で自分を褒め、酒を飲み、のんびりと休んだってバチは当たるまい。