分かっている、環境のせいにすべきではないと。
「弘法筆を択ばず」。我々は環境に左右されない真の教育力を備えねばならぬ。分かってはいるんだ。
けど、どうしても、「良い環境」を求める溢れんばかりの衝動が止められないのです。
物理的な学習環境をもっと良くしたい
転勤のない私立高校だからこそ、という要因もあるのでしょうか、校内の環境改善にかけては並々ならぬ興味があります。「より良く」を追求せんとする情熱が止まりません。
一番融通が利くのは職員室における自分のデスクなので、ここは毎年バージョンアップさせながら最適な環境を模索し続けているところです。
でも、欲を言えば、教室や図書室やその他諸々、もう学校を全体的にアップデートしたくてしたくて辛抱たまらんわけです。
コクヨの提供する、魅力あふれる学習環境の数々
そんな私はよく、コクヨのホームページを眺めながらニヤニヤしています。
流石はオフィス環境を一手に担う歴史と風格ある大企業。
教育に対する研究・開発も抜かりなく、カタログには実に魅力的な製品が所狭しと並べられています。
今一番欲しいのはこちら。
なんだこのおしゃれアイテムは。
単なるホワイトボードではなく、スケルトン。透けていやがる。
高さも程よく、可動性にも優れ、少人数での話し合いを効果的にサポートすること間違いなしの素晴らしいアイテムです。欲しい。
となれば机や椅子にもこだわりたい。
以下、コクヨサイト内の「実例紹介」に挙がっている実在の学校の様子を抜粋。
括目せよ、この実用性とデザイン性を兼ね備えた素晴らしい空間を。
こういうのなんだよ、我々が欲しているのは。
こんな環境が整っていたら、絶対に教師も生徒もモチベーションがぐーんとアップするはずなんです。
これはおしゃれ過ぎてもう頭がおかしい(褒め言葉)。
実在する大学のキャンパス内の様子なのですが、別に高校であってもこれぐらい力を入れても損は無いはず。こういうおシャレソファとかもっとふんだんに盛り込みながら学校の学習環境をデザインしても罰は当たらないと思います。もういっそのことこの空間にネコも放し飼いにしてしまいましょうよ。天国かよ。
これは職員室。
凄い。なんかもう、おしゃれ。ここならずっと座っていられる。残業も苦じゃない。あっぱれ。(興奮による語彙の低下)
やっぱり環境が人間のモチベーションや実際の成果に与える影響って甚大なものがあると思うんですよね。そりゃあ見てくればかりにこだわって、内容が伴わなければ意味が無いわけですが、それでもやっぱりまずは環境を整えるのも大事だと思うんですよね。
たまには夢を見たっていいじゃない
にしたって、どれもこれもお高いんだよなぁ。お金が無いのなら、DIYの工夫で補うしかないでのす。いや、それはそれであれこれ考えたりできて楽しいのだけれども。
あーあ、どこかからお金が降ってこないかなぁ。