ネコとコーラと国語と私

私立高校勤務の国語教師が感じた教育に関するあれこれ。あとたまにネコとかコーラとか。ブログ毎日更新中。

職場のデスクに改革を #4「マルチペアリング対応Bluetoothマウスとキーボード ――離れていたって心は一つ」

 

さあ、ブログのネタに困った時のその場しのぎでおなじみのシリーズ企画第4弾です。

地味に反響があるのでぼちぼち続けていくことにします。

 

 コンセプトについてはこちらをご参照あれ。

 

www.yasuteru24.com

 

キーボードを使って、タブレットの弱点である「入力部分の貧弱さ」の克服を

 

以前も述べましたが、タブレットは各種画像やドキュメントの閲覧に関しては抜群の働きを見せるのですが、その反面入力面ではまだまだ改善の余地が残っているのが事実。そのため、タブレットを使ってある程度の長さの文章を書く際には、外付けのキーボードを使った方が快適に作業が進みます。

購入に際して、どうせならひとつのキーボードをノートパソコン(職場支給)と切り替えながら使うことができれば便利だろうなぁと考え、マルチペアリング(複数の端末とのペアリング設定を記憶でき、瞬時に切り替え可能な機能)に対応したものを探しました。

求めた条件は以下の通り。

 

①、マルチペアリング対応であること

ここが出発点なわけですから、当然と言えば当然。

 

②、Bluetooth接続であること

ただでさえ机が雑然としているので、なるべくならすっきりとさせたいところ。

そもそも、iPadでの使用を想定しているのだから、おのずとBluetooth接続一択に。

 

③、テンキー付きのフルキーボードであること

学校の業務って意外とテンキー使うんですよね。主に考査の点数処理をする時などは相当酷使します。

あるのと無いのでは作業効率が雲泥の差になるので、これも絶対に外せないところ。

 

以上三つの要件を満たすものを探して行きついたのがこのキーボード。

  

Logicool ロジクール マルチデバイス Bluetooth キーボード K780

Logicool ロジクール マルチデバイス Bluetooth キーボード K780

 

 

Logicool ロジクール マルチデバイス Bluetooth キーボード K780

 

キーが丸いのが最初気になったのですが、実際に使ってみると、打ち間違いを軽減してくれる素晴らしいデザインでした。機能美とはこのことか。単純に見てくれだけではなかったんですね。打鍵感も軽めの中にしっかりとした感触があり、長文を打っても疲れにくくていい感じ。

 

マルチペアリング対応のため、左上にある白いボタンを押せば一瞬で各端末と切り替えができます。これは思っていた以上に快適。最大三台まで登録できます。

 

 

ご一緒にマウスはいかがですか?

 

加えて、「どうせならマウスもマルチペアリングにしてしまえ」とばかりに、ノリでマウスも買ってしまいました。

 

 

こちらも簡単に切り替え可能です。思ったよりサイズが小さく、一般成人男性の平均よりも手が小さめである私の手のひらにも、すっぽりと収まります。

Bluetoothでの接続設定もスムーズ。反応も良く、快適です。

 

もちろん、iPadはマウス非対応なのですが、こちらは私物のWindowsタブレットとペアリングして使っています。

 使っているのは東芝の「dynabook Tab S80」。

 なんと、今やペンタブレットとしてすっかりおなじみの「iPad Proシリーズ」や「surfaceシリーズ」に先駆けて、「まるで手書き」を売りにしたペンタブレットなのです。

2014年12月の発売でしたが、新しいもの好きが高じて真っ先に飛びついたのを覚えています。

 

  dynabook.com

専用のスタイラスペンは筆圧感知機能を備えており、今なお通用するぐらいの性能です。今やすっかりメジャーなペンタブレットですが、当時はペンタブレットなんて一部の物好きしか興味をひかれていなかったのを覚えています。少し時代を先取りしすぎたか……。今なお後続機が出ていることを考えると、それなりに好評を博しているようですね。よかったよかった。

手書き(に近い入力)が可能という強みを生かし、教材研究や授業で活用しようと試行錯誤していましたが、私自身もやや時代を先取りしすぎたのか賛同者を得ることはできず。一人寂しく奮闘していた時の記憶が蘇ります。よしよし、ようやく時代が追いついてきたか(偉そう)

なによりペンを使えるWindows機であるというのは大きかった。今なお現役の愛用機です。

 

 

iPadを外付けディスプレイ化する、という手もアリ

 

さて、話題が逸れました。

タブレットを用いた作業効率化に対する別のアプローチとして、「iPadをサブディスプレイ代わりにする」という方法もあります。

有料アプリですが、「Duet Display」を導入すれば、iPadをサブディスプレイとして使うことが可能に。


公式www.duetdisplay.com

 

 接続は、iPadにアプリを、パソコンにドライバをそれぞれインストールした後に、ライトニングケーブルを繋ぐだけ。結構お手軽に使えます。
マシンパワーを必要とする作業を遅延なく快適に使う分にはやや不満が残りますが、「異なるドキュメントファイルをそれぞれのディスプレイで開きながらデータをコピペする」ぐらいの用途ならば、十分問題なく使用できます。

(本格的にサブディスプレイとして使いたいと考えているのなら、きっとがっかりすると思います。本当のモニターを買った方が手っ取り早いです。あくまでも、ちょっとした作業用と割り切るのが大事。)


地味に便利です。毎日の仕事の中では、この「地味」がなかなかどうして侮れない。いぶし銀のいい仕事してます。

 

 

まとめ

 

「教科書紙面のPDFデータを見ながらテスト問題を作る」「板書を撮影した写真を見ながら、授業内容をまとめる」「会議資料をすべて取り込んでペーパーレス環境を構築する」といった具合に、学校の業務の中でタブレットを使う機会は多く、作業効率化に際して結構重宝します。もうこの快適さを知ってしまったら、アナログには戻れない。

そんなタブレットでの作業環境をさらに一歩快適なものにするためにも、キーボードやマウスなどを活用するのも十分アリな選択かと。

快適な環境で、効率よく仕事をできたらいいですよね。

 

※“かわいい”は今日も出番無し。早くもコンセプトに陰りが……。次は出てくる予定。

 

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