先日上げたiPadとApple Pencilによる手書きのデジタル化についての記事ですが、結構な反響があって驚いています。
やはりこのご時世、興味のある人は多いのですね。
iPadをシステムテム手帳がわりに
今回はiPadを手帳化すべく、色々と試した結果落ち着いたアプリ「Planner」のご紹介。
無料とは思えぬ完成度の高さで大満足です。
実際の使用感はこんな感じ。
まだ触り始めて日が浅いのですが、すでに数多くのメリットを感じています。
もうすっかり紙の手帳を使わなくなってしまったほどです。
良いところ① 手帳特化アプリのため、直感的に使える
手帳として利用していくために他にもいくつかのアプリを候補に挙げたのですが、その大抵が手帳特化というよりは「ノートアプリの中の機能(スタイル)の一つ」といった位置付けのためなかなかしっくりくるものがありませんでした。
そんな中、このアプリはそもそもが手帳としての使用をメインとして開発されてるため、インストールした直後からすぐに使い始めることができます。
Googleカレンダーとの同期機能や、現在の時刻に応じてガイド線が引かれる点など、システム根幹の大きな部分からユーザビリティーを高めてくれるちょっとした部分まで、よく考えられているなと感心しきりです。
もちろん、表示形式も「一日」「週」「月」と切り替えて使うことができ、まさに紙のシステム手帳と同じ感覚で日々の記録が可能です。
良いところ② 絶妙な書き心地
Apple pencil対応アプリといえども、その書き心地はアプリ毎にそれぞれ微妙に異なっています。一番困るのは描写に遅延が生じる場合で、これが地味にストレスの原因となることも。他にも、インクの滲み具合の再現や線の柔らかさなど、結構使い比べてみるとその違いの千差万別具合が興味深いです。
手帳としての使用であればほぼ毎日書くことになるわけで、この書き心地の良し悪しは結構重要なファクターとなります。
そんな中、このアプリの書き心地は非常に私好み。
遅延がほとんど生じないということはもちろん、滑らかな書き心地を実感できる絶妙なバランスがとられているように感じます。「書き心地」という一点のみで考えたら、これは今までに使用したどのアプリよりも書きやすいように感じています。
良いところ③ スタンプが充実している
これも手帳ならではの機能。
結構スタンプの種類が充実していて、繰り返して記入する事項(会議や部活引率など)は、スタンプを押すことで記入の手間を省くことができます。
紙の手帳だと、同様の作業をするためには専用のシールを買うのが一般的なのでしょうが、アプリだと無限にスタンプを押しまくれるのは便利。カラーやサイズも変更できるため、用途に応じて柔軟に使用できるのも痒い所に手が届く感じで素晴らしいところ。
私がよく使うのは、授業の記録の際にそれが何限目の授業なのかを表すための数字のスタンプ。手書きでも良いのですが、やはり見栄えが違います。
もちろん、基本的な機能は網羅している
画像を貼り付けたり、投げ縄機能で範囲選択からの部分的な移動をしたりと、手書きのノートアプリには欠かせない基本的な機能はほぼ全てが備わっています。
書き出し機能もしっかりしており、期間を指定して書の書き出しはもちろん、形式も画像・PDFどちらでもできます。
ただ、ペンの種類は一種類(+蛍光マーカー)しか選べません。太さとカラーはもちろん選べますが。でも、紙の手帳でも基本的にはボールペンしか使わないわけだし、そこはあまり気にはなりません。
複数の手帳を作成可能、用途に応じて使い分けられる
複数の手帳を作成できるため、プライベートな予定と公的な予定を使い分けたり、なんなら授業記録専用の手帳を作ってみたりと、用途に応じて使い分けられるのもこのアプリのすごいところ。
これだけのアプリが無料で使えるのは本当にありがたい限り。
iPadとApple Pencilの環境にある方は是非一度お試しあれ。
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