さて、シリーズ第二弾。
「効率的であれ」と「“かわいい”は作れる」をモットーに、デスク改革の可能性を模索していきます。
コンセプトの概要はこちらの記事を参照ください。
大量の「紙」との戦い
学校というのは紙文化です。
生徒の課題や小テスト・回収したアンケート用紙・授業で配布するプリント類・学校からのお知らせ・会議資料・部活動の大会申込用紙・各種申請書類……などなど、とにかく、やたらめったらと紙を使うのです。
勤務校ではタブレットを導入したのですが、それでも焼け石に水。一向にペーパーレスに向かっている気配は無く、ただただ紙を消費する毎日。
さて、そんな過剰な紙文化で困ることは大きく二つ。
①大量の紙により、机の作業スペースが圧迫される。
②そんな大量の紙の山に埋もれてしまい、本当に大事な書類がどこに行ったか分からなくなる。
と言ったところでしょうか。
もう本当に紙が多すぎる。「火事になった時に最も延焼が早い職場ランキング」に、「学校の職員室」は確実に上位にランクインしているはず。
シンプルゆえに万能、「ダブルクリップ」
そこで活躍するのがダブルクリップ。
どこにでもあって全然特別ではなく、お金もかからない。
百均で1ダース100円(税別)で売っているような、そんな、あのシンプルなダブルクリップです。
オススメの使い方その1
・大事な書類はとにかくクリップで挟んでおく。
「束ねる 」必要はありません。たった1枚でもいい、とにかく「挟む」。それが肝です。
これだけで、その他大勢の書類たちと差別化を図ることができてしまいます。
書類を分類した上で専用のファイルを準備し、その都度ファイリングしておく、といったように丁寧に管理できればそれに越したことはないのでしょうが、忙しい時などはもうそんなことすら面倒くさくなってしまうもの。
クリップなら、「パッと取ってグッと挟んであとはそのへんにポイ」、それだけ。
こうするだけで、その書類を間違えてシュレッダーにかけてしまうことも、他の書類と一緒に埋もれてしまうことも防げます。程よい重量感も加わるため、エアコンの風などで飛んでいくこともなくなります。地味ながらこれは結構便利です。
オススメの使い方その2
・引っかけて目の前にぶら下げておく。
クリップの手で持つ部分(何と言えばよいのだろうか、取り外したら「Ω」みたいになるアレ。てこの原理で行けば力点の部分。指でグッってするあの部分。)は丁度穴になっています。何か意図があるのか、それとも偶然の産物なのか分かりませんが、ともかくあの穴はいい。どこかに引っ掛けておくのに最適な形をしておられる。
むしろそのために存在する穴なんでしょ、あれ。と言わんばかりの穴です。大した穴だよあれは。
というわけで、私は自分のデスクに百均で購入したワイヤーネットを設置して、そこにフックを取り付けて書類ごとそこに引っかけるようにしています。
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こうすれば、「大事な書類が常に目の前にある」状況を作り出すことができ、ふと前を見るたびに「ああ、そうだったこれを処理しなければ」と気づくことができます。
また、重要な書類を一時的に避難することで、机上に散在する他の書類の中に紛れてしまうことを回避することもでき、まさに一石二鳥の策となっています。
【番外編】「かわいい」との両立を目指して
クリップといえば、あのメタリックで渋い輝きがトレードマーク。そんなシックな佇まいも素敵なのですが、このままでは私の追求する“かわいい”の要素が欠けています。
と、言うわけで、アクセントを入れる意味でも、自分の好きなキャラのクリップを使ってみるのも一興です。
これは、視覚的な癒し効果以外に実用的なメリットもあります。
書類の重要度や種類によってカラーなどを決めておけば、より直感的な分類が可能となり、必要な書類に素早くアクセスすることができるように。
百均で買える分だけでも十分なバリエーションが存在しますので、お金をかけることなく(これ大事)、効率的に書類の管理ができます。
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余談ですが……
「効率化」と聞くと「すっきりと綺麗に整理整頓されている」というイメージがあるかもしれませんが、私の美学としては必ずしも物を減らすことを良しとはしていません。
「効率的であること」と、「物が沢山あること」とは矛盾しない。共存が可能である。というのが私のスタンス。
よくインテリア雑誌なんかで、「これ留置所?」と思わず言ってしまうような(失礼の極み。気分を害されたミニマリストの方々、申し訳ありません)、おしゃれを突き詰めすぎた結果、虚無を極めてしまったような部屋が紹介されていたりしますが、正直あそこまでは求めていません。
あんな環境になると、逆に落ち着かない。過ぎたるは猶及ばざるが如し。もっとこう、人間の生活圏って物で溢れていていいと思うのです。
そこにネコがいればなお良し。
と、いうことで、今回はこんな感じです。
何事も工夫が大事ですよね。これからも色々と試行錯誤していきたいところです。
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