ネコとコーラと国語と私

私立高校勤務の国語教師が感じた教育に関するあれこれ。あとたまにネコとかコーラとか。ブログ毎日更新中。

手書き入力可能なデジタルツールへの思い

 

iPad mini Wi-Fi 64GB - シルバー

iPad mini Wi-Fi 64GB - シルバー

 

 

 

最近「iPad mini5が欲しい」欲が日増しに強まっています。

あのサイズでApple Pencilが使えるというのは相当に魅力的。

 

 結構私は「手書き」に対する思い入れが強く、これまでもなんとかデジタルと手書きを融合できないものかとあれこれ考えを巡らせてきました。

日進月歩で進化を続ける分野ですが、正直荒削りな部分が多かったところは否めず、物好きの趣味程度の扱いを受けてきたのは事実でした。ただ、最近は各社かなり洗練を重ねてきており、現行機は実用レベルに耐えうるだけのかなりいい線いっているのではないかと思うのですよね。

 

ということで、個人的に使用した手書き入力対応デバイスの変遷を振り返ってみる。

 

 

①ワコムのペンタブレット

 

大学生の時に、ワコムのペンタブレットを購入したのが、人生初の手書き入力デバイスとの出会いでした。

単純に絵を描くのが好きだったので、その延長上で導入。ワコムの公式サイトを見る限り、Bambooシリーズの初代っぽいです。

 

tablet.wacom.co.jp

 

大学生って暇の権化みたいなもんなので、結構力を入れてお絵かきに勤しんでいたように思います。 

 

 もうずっと長いこと本腰入れて絵を描いていないから、今じゃもうそんなに描けなくなっています。ただ、現在でも板書や課題プリントなどに手書きで簡単なイラストを入れたりしますが、この時のノウハウが生きているかなとも感じます。昔取ったなんとやらですね。

 

ともあれ、ペンタブレットによって「手書き×デジタル」の魅力に気づいたのがこの頃。

 

 

②Windowsペンタブレット

 

 さて、時代も進んでお次はスタイラスペンで直接タブレットに書き込めるタイプのwindows機を買いました。

 

 dynabook.com

 

こいつが出た当時はsurfaceやiPad proが世に出る前だったので、専用のスタイラスペンで入力できる「手書き特化タブレット」はかなりマイナーな扱いでした。

そう考えると、この時の私はそれなりの先見の明があったのかもしれません。(自画自賛)

 

www.yasuteru24.com

 やはりOSがwindowsであることと、直接タブレットの画面に書き込める(入力する)ことができるというのは大きく、タブレットでできることの可能性が大きく広がっており、かなりワクワクしたものです。

もう既に働いていたこともあり、お絵かき用途ではなく仕事の為に購入。教材研究がこの端末でできればいいなぁと思ってあれこれ試行錯誤しましたが、なかなかうまくいかなかったのを覚えています。やはりまだ黎明期ということで、ソフト面の融通の利かなさが大きかった。

 でも、今もこのブログを書く時に大活躍してくれている、まだまだ現役の頼れる一台です。

 

 

③Galaxy Note8

 

専用スタイラスペンによる手書き入力対応スマホと言えば「Galaxy Note」シリーズ。

それまではXperiaシリーズユーザーだったのですが、手書きの魅力に誘われ購入を決意。今なお使っている現役機です。スマホサイズで手書きができるのはかなり私の心にグッときましたが、やはりソフト面の充実さで今一つ満足いっていないのが現状です。

でも、持ち運べる手書き入力対応端末ということで、そこはかなり満足。即時にメモアプリを立ち上げたり、スクリーンの任意の部分を切り取って加工したりと、ペン操作に特化した便利な機能が多く、使っていて楽しい端末です。

手が汚れている時や指先が使えない時にも、ペンを使うことで細かい入力が可能なのも、仕事をしながら恩恵を感じる部分です。

 

 

番外編:電子メモパッド

 

こちらは厳密には電子端末とは違うのですが、使用感としては結構近いものがあります。手書きと電子との狭間を漂っているなかなかにユニークな一品。

 

www.yasuteru24.com

何度も書いたり消したりを繰り返せるのは非常に便利です。メモのための紙の消費量をグッと減らしてくれたペーパーレス化の立役者。

 

 

④iPad (Apple Pencil対応)

 

職場は全職員・全生徒にiPadを支給しているわけですが、そいつがApple Pencil対応なので、最近はそちらを使い倒しています。

やっぱりアプリの安定性で言えばiosに勝るものは無いんだなぁということを実感。つい最近、「Good Note5」のアプリを購入して少し触れてみたのですが、使い勝手が結構よい。これはiosをメインに使っていくのが良いのだろうか……。

 

いや、というより、学校(職場)全体がiosに特化しているため、Apple TV経由で生徒に資料や画像を提示するのにも、Air Dropを使って生徒や他の教員とデータのやり取りをするのにも、もうiPadは手放せない感じです。これはもう否が応にもメイン端末をiPadに統一していくしかない状況。そうした意味では、環境ってかなり大きなファクターです。

 

 

そんなこんなで……

 

ああ、やっぱり手書き入力はいい。そしてそれが程よいサイズ感の端末であれば尚更良い。

 

となればやはりiPad mini5が欲しいなぁ。

こいつはペン入力の快適さも、ソフト面の充実差も、かなり期待が持てます。

 

夏のボーナスあたりで買ってしまおうかなぁ。