ネコとコーラと国語と私

私立高校勤務の国語教師が感じた教育に関するあれこれ。あとたまにネコとかコーラとか。ブログ毎日更新中。

何だかんだで、気付けばこのブログも10000アクセスを達成

今日も今日とて朝から部活遠征の引率により、肉体的な活動限界を迎えつつある。 日ごろからトレーニングをしていない30代のおじさんにバスケットボールの審判なんてさせてはいけない。久々の全力の運動に筋肉が悲鳴を上げている。 というわけで、もう頭が働…

学校教育における「部活動」の在り方についての雑感

【目次】 別に、「部活動そのもの=悪」ではない 時代は確実に変わっている、部活は変われているか? 思考停止では何も変わらない じゃあどうすべきか 世間は10連休で盛り上がっているようですが、そんな俗世のお祭り騒ぎなど、どこ吹く風。こちとら今日も…

「どこかかゆいところはございませんか?」とかいう命中率1%未満の悲しきクエスチョン

「あります」って言われたらどうするんだろうね? 「背中がかゆいです」とか。 そんなことを言える思い切りの良さが欲しい。 さて、随分髪が伸びてきたので髪を切りに言ってきました。 本当に久しぶりで、これは明らかに日ごろの多忙さに起因します。休日に…

これから新しいことに挑戦してゆく、すべての人たちへ

本日生徒に伝えたメッセージ。折角なのでご紹介。 今から挑戦をする君たちへ これは、他の誰でもない、今これを見ている「あなた」へのメッセージだ。 この世でたった一人の、かけがえのない「あなた」に向けて、私は今から語りかけよう。 まずは、問おう。 …

「仕事を楽しむ」というのはドーピング剤みたいなものである

ドーピング剤と言うか、もはや一種の麻薬である。 頼りすぎるとそのあとに待ち構えるのは身の破滅。であればこそ、用法・容量を守って正しく使いこなしたい。 そもそも仕事は「面倒」なもの 人間、生きていく以上、ある程度は負担がかかるのはやむなしである…

時代は「電子辞書」から「辞書アプリ」へ?

【目次】 「紙の辞書 vs 電子辞書」という今なお続く対立 「辞書アプリ」という第三勢力 電子辞書との最大の違いは、「情報を肌身離さず身につけている」感覚 私が高校生の頃は、紙の辞書派と電子辞書派が半々だった印象ですが、最近は電子辞書がかなりの優…

キャッシュレス化が、お釣りの計算ができない男を救う

生まれてこの方、算数が苦手です。 センター試験では数学が壊滅的な程点数が取れずに、泣く泣く志望校のレベルを落としたのを今でもはっきりと覚えています。試験の最中の、どのページの問も全く分からないという絶望感。強烈なトラウマです。 特に苦手なの…

「JAPAN e-Portfolio」は果たして理想通りの使われ方をするのだろうか

高大接続改革の一環として活用を予定されている、「JAPAN e-Portfolio」というプラットフォーム。 jep.jp 正直言って、かなりの危うさを感じていたりもします。 本当に実用レベルに向けて進展しているのか? 主体性の評価のため、個々の活動内容を蓄積させ、…

なぜ本屋に行くとトイレに行きたくなるのか

長年の謎。 私自身の幼少期よりの実体験に基づく疑問である。どうしても書店や図書館に行くと、トイレに行きたくなってしまうのである。これは母からもよく指摘を受けていた。曰く、「なぜちゃんと前もってトイレを済ませてこなかったのか」と。でも、仕方…

流動性の高い職場でオンリーワンを目指してはならない

仕事を後任に引き継げなくなってしまうから。 引き継いでも、絶対に定期的に質問攻めにあうから。 結果的に、いつまでもその仕事から逃れられなくなるから。 悪い意味で一目置かれ、誰も後からついてきてくれなくなるから。 そして、それらすべての現象が組…