ネコとコーラと国語と私

私立高校勤務の国語教師が感じた教育に関するあれこれ。あとたまにネコとかコーラとか。ブログ毎日更新中。

新たな元号に誓いを立てる ――今年度やりたいあれこれ

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新元号発表とともに幕を開けた新年度。

「令和」でしたね、これは予想できなかった。なんだかまだ語の響きに違和感がありますが、すぐ慣れるでしょう。

 

エイプリルフール? 人間なんて四六時中嘘を吐いているじゃないか。虚と実の迷宮を永久に彷徨うのが人間の定め。言い訳をしなければ嘘を吐けない、と考えるその精神が、既に周りの空気に騙されているようなものです。

 

 

【目次】

 

 

今年度の目標

 

さて、今年度を無駄に過ごすことの無いように、戒めの意味を込めて目標を述べておこうと思います。

 

 

①校内での勉強会を活性化させる

 

かねてからずっとしたいと思いながら着手できずにいた「有志による勉強会」を、今年度こそは形にしていきたいところです。

少子化の現在、勤務校も定員確保に関して厳しい向かい風が吹いているのが実際です。これをむしろ好機と捉え、今まであちこちでバラバラな方向を向いていた職員が同じ方を向くことができるよう、少しでも手伝いをしていきたい。

 

これからの時代の変化を見据えて、どのような授業を展開できるのか。

ICT機器をいかに学校教育に取り込むことができるのか。

 

などなど、これからの教育界は課題が山積しています。是非とも多くの人と一緒に考えていく機会を持ちたいです。

あまりクソ真面目にするのではなく、リラックスしたムードで和気あいあいとできた方が、新人の離職を食い止める上でもいいのかもなぁ、と思ったり。使命感だけで苦痛を感じながら仕事をするのでは意味が無い。教育のブラックさが騒がれる今だからこそ、「教育の面白さ」に多くの人に気付いてほしいと思います。同じ10の仕事を「苦痛だ」と捉えるか「面白い」と捉えるかの違いで、メンタルにかかる負荷は全く異なってくるのですから。

前もって「心の持ちよう」を整えることができたか否かで、仕事に対する感じ方も大きく異なってくるはずです。

 

 

②定期的な読書や研修への参加を心掛け、自己の見聞を深める

 

そんなわけで、今年度は更なる知識の獲得に努めていこうと思います。

 

ただ、特にこの年度末はほとんど本を読めていません。「忙しくて読む暇が無い」というのは確かなのだけれども、結局は言い訳に過ぎません。現状を嘆く暇があるくらいなら、時間のやりくりを今まで以上に推し進めていくしかないわけです。

せめて、一週間に一冊、月に四冊は最低ラインとして設定したいです。今の自分の仕事量で考えれば、この辺りが限界か。

研修にもどんどん参加をしたいところ。こんな時に田舎は物理的な制約があり、なかなかに厳しい。近場での開催には目を光らせ、条件が許せば中央に近いところでの高いレベルの研修にもどんどん参加をしていきたいです。

 

時代の変化が激しい今だからこそ、定期的なアップデートを怠らないようにせねばなりません。

 

 

③業務量の適正化を図る

 

「働き方改革」が叫ばれる世の中ですが、ただそれを呪文のように唱えたところで何も変わりません。かと言って、何もかもを投げ出し、他人にその尻拭いをさせるのは改革でも何でもありません。単なる無責任です。そんなスタンスでは一生成長なんてできないでしょう。何より、不利益を被るのは生徒たちであって、「それもやむなし」と考えるようなことは絶対にあってはなりません。生徒募集の観点から考えても最大の愚行です。

ベストなのは、業務量を減らす(改善を図る)一方で、これまで以上の教育効果を挙げられるよう、工夫を凝らし続けることではないかと思うのです。この両者は矛盾せずに両立が可能です。

そのためにはICT機器の活用は避けられないでしょうし、授業改善もより一層推し進めていかねばなりません。そうした苦闘の末にようやく改革はなされるわけで、最初から最後まで楽をし続ける方法はありません。

 

今が踏ん張りどころ、そう自分に言い聞かせながら、もうしばらくはみっともなくもがいてみます。

 

 

④引き続き、ブログの更新を継続できるようにする

 

今のところ毎日更新できているので、今後も継続したいところです。 まずはキリの良い100日連続更新を目指します。

やはり毎日思考をアウトプットする機会を得るのはいいことのようで、最近は思考がうまく整理できるようになってきました。新たな発想を生み出すためにも、これからもどんどん書いていければと思います。

 

 

まずは現実をよく見るところから

 

とにかく今は新年度の準備です。抜かりの無いよう準備をして、最高のスタートダッシュを切れるよう、丁寧に進めていきたいと思います。

さぁ、なんだかんだで大変な一年になりそうだ。