ネコとコーラと国語と私

私立高校勤務の国語教師が感じた教育に関するあれこれ。あとたまにネコとかコーラとか。ブログ毎日更新中。

本番に備えて追い込む

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本日は対外模試の試験監督。

生徒にしてみれば定期考査が終わったばかりでの模試受験。また、金曜には検定も実施されたため、なかなかの過密スケジュール。結構きつかったはずです。

 

かくいう私も、試験監督でただ座っているだけだったのですが、五時間近くの監督業務はなかなかに疲れました。そう考えると、五時間近く緊張しっぱなしの受験生の体力と集中力は凄まじいものがありますね、さすがは十代の若人、元気があって羨ましい限りです。私も現役高校生の時は無駄に元気があったものでしたが、今となっては見る影もありません。

 

実際には生徒からはこの試験続きの過密スケジュールに対する不平不満が無いわけではないのですが、それでもいざ始まれば文句を言わずに全力で取り組む姿は頼もしい限り。

時代の流れは、過度に生徒に負担をかけるのを良しとしない風潮を生んでいますが、やはりこうした極限状況の中で養われるものもあるのかもしれません。

筋トレが筋肉を限界まで追い込んだ後の超回復によって筋量を増大させるかのように、精神もある程度は追い込むことでしか養われない領域と言うものは確実にあるはず。

過酷な受験戦争を乗り切るための根性はそうして備わっていくのかな、と感じる一日でした。