焼酎を特保コーラで割るという暴挙 - ネコとコーラと国語と私

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ここのところ夏に向けてダイエットを敢行中ですが、そんな中にこの暑さである。

いやはや、ビールのおいしい季節になりましたね。

【目次】

この五月とは思えぬうだるような過酷な暑さ。そんな中、なんとか部活動の大会引率を終えたと思えば、明日は明日で早朝から自治会の河川敷清掃に駆り出され、その後に待ち構える大会引率(２日目)。そしてなんたる悲劇、テストの採点もまだ終わっておらぬ。嗚呼。

もう色々とありすぎて、なんだかもう逆に酒でも飲まなければやっていられない。そんな日もあるわけです。

お酒はそれ自体が高カロリーであることが多く、勢いに任せてがぶがぶ飲んでいるとあっという間に太ってしまいます。特にビールなどは「ビールっ腹」という専門用語？があるくらいで、キレのある喉ごしについつい気を許すと取り返しのつかない惨事を招きかねません。

そして、酒を飲むと自然とおつまみが欲しくなってしまうのは人間の悲しき性と言えるでしょう。酒の魔力にかかれば、ついつい一晩でポテチを一袋平気で平らげてしまっていたりするから恐ろしいものです。私の場合、大好きなスルメを腹がパンパンになるまで食べてしまっていたりする。

酒を飲む→つまみを欲する→酒がおいしくなる→ついついつまむ……の無限ループ。

結果どんどん太る。お酒ヤバい。

そこで苦心の末開発したのが、この「焼酎の特保コーラ割り」というわけである。

「健康×不健康」という、「最強の矛×最強の盾」も真っ青の、ロジックに真っ向からケンカを売りつけていくとんでもないラフプレイ。

そんな異色の取り合わせですが、なんのなんの、これがなかなかにイケるわけです。

焼酎の独特の臭みが苦手だという人は多いでしょうが、それをコーラで割ることによって、コーラの弾ける甘さが焼酎の臭さを見事に打ち消してくれます。本当においしく、ゴクゴク飲めてしまう。飲み過ぎてベロベロになってしまうくらいです。

ウイスキーで割れば今巷で流行している「コークハイ」にもなるので、そちらもおすすめ。

そしてこれの何が素晴らしいかって、こんなにおいしいのにこのお酒は「特保」効果が付与されているということです。要するに、お酒自体に含まれるカロリーや、お酒に煽られる形で摂取したおつまみのカロリー、それらをコーラに含まれる特保成分が中和してくれるというわけ。(たぶん)

これってつまり、理屈から言えばカロリーは差し引きでゼロになるということ(おそらく)。こんな素晴らしいことってあるだろうか？

と言う感じで、ダイエット中にお酒が飲みたくなった時には「焼酎の特保コーラ割り」を堪能しています。真の焼酎好きにはお叱りを受けそうですが、本当においしいので機会があればぜひご賞味あれ。焼酎を自分で買うことは無いのですが、贈答品として家の食品庫にたまりがちなので適度に消費もできて一石二鳥。

以上、勢いのままご紹介してきましたが、正直な話、「本当に効果はあるのか」とか、「結局飲み過ぎて(あるいは、食べ過ぎて)しまうのであれば、あまり意味がないのでは」とか、そんな一抹の不安が脳裏をよぎらないこともない。

いや、酒の場でそんな無粋なことを考えてはいけない。コーラに身を委ねるのです。

なんならこういう商品もあります。

いずれも全国のコンビニやスーパーでお手軽に買えてしまう。いい時代になったものです。

お酒は二十歳になってから。