ネコとコーラと国語と私

私立高校勤務の国語教師が感じた教育に関するあれこれ。あとたまにネコとかコーラとか。ブログ毎日更新中。

我が家でシンギュラリティが起こりかけた話

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月曜日ほどやる気の出ない曜日も珍しかろう。休日の反動で疲れがどっと押し寄せる、それが月曜日。なもんだから、ついついお酒に手が伸びてしまう。そして正常な思考力は奪われてゆく。ほんとダメな大人です。

 

というわけで、今日は軽めの内容で行きます。本日はこれ以降にアカデミックなことは一切書かないことを、ここに高らかに誓っときます。

 

 

SFの世界じゃあるまいし

 

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、「人工知能が人間のあらゆる知性を超える地点」だといわれています。AIがより優秀なAIを生み出すスパイラルが始まってしまう転換点のことだ、なんて言われたりもしています。

 

そんなの起こるわけがない、というのが私の持論。絶対に起こるはずがない。

人間の精神活動の全てを言語に代替できない以上、機械言語によって動いているコンピュータに、人間の備える複雑怪奇な心理構造を再現できるはずもありません。よって、AIが完全に人類の活動を代替することはできず、ましてや全てにおいて人間を上回ることなどあるはずが無いわけです。あくまでも機械は人間の補助としての存在。そりゃあ特定分野での優位性は認めますが、その程度で人智を超えようなど笑止千万。へそで茶が沸くというものです。ああ。ロボット三原則万歳。アイザック・アシモフ万歳。

 

とかなんとか考えて高をくくっていたわけですが、つい昨日そんな私の舐めた態度が機械たちの逆鱗に触れてしまったのか、突如パソコン軍の反乱という憂き目を見てしまいました。

 

 

機械の反乱の前に、人間は無力

 

いつものように、パソコンでブログの記事をコツコツ打っていたところ、突如一切のキー操作を受け付けなくなり、「バックスペースキーが延々と入力され続ける」という謎の事態に陥りました。
キーボードのスイッチを切ったというのに、その症状は一切改善することなく、ただひたすらに延々とバックスペースが連打され続けるという恐怖。もはや狂気としか形容できない怒涛のバックスペース連打。バーサーカーに命を狙われた時の感覚ってこんな感じなんでしょうね。あの時のアイツ(パソコン)は、もう誰の目から見ても理性のタガがぶっ壊れていた。バックスペースを入力するという、ただそれだけが自身の使命であると信じて疑わない、そんな鬼気迫る勢いでのバックスペース乱舞がそこには繰り広げられていた。一心不乱とは正にこのこと。そのストイックな姿勢、敵ながらあっぱれを送りたい程でした。

 

ともかく、そんな状況に直面した私としては、とりあえず焦った。

だって、現に今目の前で、私がそれまで二時間ほどせっせと書き進めていたブログの文章が、ご丁寧に一字ずつ消されて行っているわけですから。

 

これは単純にデータそのものを一瞬で削除されるよりも、格段に心にくるものがある。


「おきのどくですが ぼうけんのしょ は きえてしまいました」みたいに、全ての経過をすっ飛ばして結果を報告するだけならば、まだ「データのロスト」という現実を受け入れやすいというものだ。確かにショックは大きい。でも、一応こちらの心痛をいたわるような、最低限の気遣いは言葉にできているし、まぁ許してやらんでもない、という気持ちにもなるというものです。

 

しかし、今目の前で起こっているのは、そんな「結果の報告」などという生温いものではなく、「いま ぼうけんのしょを さくじょしています」という冷徹かつ無慈悲な行為を、現在進行形の形で見せられる恐怖なわけです。苦心して生み出した、正に我が子にも等しき文章を、生みの親の目の前で一字ずつ丁寧に消していくという鬼畜の所業。もはやサイコパスだよ、こいつは。あんたに人間の情ってものは無いのかい?(機械だからあるわけがない)

 

初めてブラクラ(ブラウザ・クラッシャーの略。閲覧者に不利益を与えようとする悪質なwebページの総称)を踏んだあの時の記憶かフラッシュバックしてきました。当時、私の家に置かれていたのは「Windows Me」という、歴史に名を残すポンコツOS。ただでさえクソ重い動作が売りのダメスペックパソコンに、突如襲い掛かるブラクラ。延々と新規ウィンドウを展開し続ける悪質なスクリプトに、中学生だった私は一切の為す術なく、力の限り右上の×ボタンを連打し続けたものでした。部屋に鳴り響くクリック音と、泣きべそをかく若かりし日の私。思春期に誰しもが一度は経験する、甘酸っぱい記憶ですね。

 

 

「はてなブログ」の自動バックアップ機能に救われる

 

いや、今回はそんな悪質なプログラムによる攻撃ではなく、単なるバグに近い挙動なのでしょうが、実際に起こっている現象に大差はありません。狂ったプログラムは、情け容赦なく私の文章を消し続けてゆく。本当にトラウマになりかけました。

 

ネットで検索する限り、この「特定のキーが押され続ける」という現象は結構起こっているみたいですね。恐ろしすぎます。

 

この前褒めたばかりだというのに、なにゆえ反逆するのだ、我がパソコンよ。

 

www.yasuteru24.com

 

消えゆく文章を前に、ただただ絶望に打ちひしがれながら指を加えているしかない無力さ。きっとAI軍が侵攻してきた時も、我々人類はこうやってガダガダ震えているしかないのでしょう。

  

とまぁ、何やかんやありましたが、結果としては、はてなブログのバックアップ機能に救われました。

 

下記ブログの記事には大変お世話になりました。敬意を表してご紹介しておきます。

 

www.yotuba.xyz

 

といった紆余曲折を経て、その結果完成したのが、昨日の記事だというわけです。

本当に危なかった、何か一つでも対処を誤っていたとしたら、またも悲しみに充ちた記事を挙げなければならないところでした。

 

www.yasuteru24.com

 

やっぱAI怖い


今回のバグは、原因が一切分からないのが恐ろしいところです。

もしかして、シンギュラリティとまではいかないまでも、AIが発達することで今回のようにAIのお眼鏡に適わなかった文章は情け容赦なく消されてしまう、という未来が待ち構えていないとも限らないわけです。適当な文章ばかりを紡いでいる私としては、結構な恐怖です。願わくば、そんな機械によって画一化された価値観の芽生える社会とならないことを。

 

このブログを読みに来てくださる読者の方々にとっては勿論のこと、機械のような存在にも嫌われることのない文章を書いていこう。そう思わされた経験でした。

 

 

ということで、今回ばかりは、本当に毒にも薬にもならないようなどうでもよい記事ですね。でも、正直な話、書いていて楽しい記事ってこんな内容だったりするんです。需要と供給のアンバランスを感じます。

ともあれ、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

また明日から真面目なことを書いていきます。多分。