ネコとコーラと国語と私

私立高校勤務の国語教師が感じた教育に関するあれこれ。あとたまにネコとかコーラとか。ブログ毎日更新中。

知性と肉体の両立

連日本当に暑い。 当たり前のように35度を超える灼熱の暑さに加え、これでもかとばかりの直射日光。体育祭の練習で少し外に出ただけでも相当に体力を消耗してしまう。インドア派の私だけれども、もうすっかりこんがりと日焼けをしてしまった。たまに降るにわ…

洗練と手抜きの狭間で

二学期の授業の準備をするけれど、さすがに何年も教師をしていると同じ教材を扱うことが増えてきた。教科書は大抵「定番」と呼ばれる教材があり、たとえ出版社が変わろうと改定がなされようと、扱う文章はさして変わらなかったりする。 正直、同じ教材なので…

「皆勤賞」という名のムチ

体育祭の練習が本格的に始まると、体調を崩す生徒がチラホラと出てくる。なんせ暑い、夏休みにエアコンの効いた部屋でのんびりしていた生徒には随分と酷な環境だ。 朝の欠席連絡を受けながら、かつて自分が高校生の時には「皆勤を逃すから体調が悪くともなる…

人間の思考は鮮度が命、放っておいたらあっという間に腐ってしまう

何かいいアイデアを思い付いたとき、「これは後で使えそうだから、また必要な時に具体的な形にしよう」と思って大事に温めていると、いざその時になって取り出してみてもなんだかしっくりこないことがままある。 ブログの記事然り、授業のネタ然り、ひらめい…

夏の終わりに気を引き締める

気づけばもう夏も終わろうとしている。 年々忙しさが増しているからか、はたまた歳をとってしまったからか、気づけばもう終わってしまっている感が強く、寂しさが募るばかり。いや、充実はしていたのだけれども、エアコンの効いた室内で過ごしているものだか…

「やりたくないから無くす」ならば教育は要らない

勉強は「やりたいか否か」と問われたら、大抵が「やりたくない」となるはずである。夏期補習も終わったため、簡単にアンケートをしたところ、「補習をしたくない」というスタンスの回答が散見された。 ただ、「補習に意義を感じるか」という角度で問いを作る…

肉体を支配するのではなく、頭脳を育ててやる

怒涛の夏期補習期間が終わったかと思えば、あっという間に二学期が始まり体育祭の練習が始まる。 補習期間は頭脳労働で頭を酷使したかと思えば、今度は肉体が悲鳴をあげる番である。 この歳になると疲れは溜まりやすく、そして回復も遅い。高校生の時は鍛え…

ダイエットを決意したら味噌とキャベツの親和性の高さに気付かされた

この夏で結構太ってしまった。だってお酒がおいしいんだもの。 この酷暑でこのハードワーク、酒を飲むなという方が酷というものでしょう。 とまぁそんなわけで、可及的速やかにダイエットをせねばなるまいと決意しました。 まず最優先で為すべきは適切、かつ…

新学期に向けて文具を充実させてゆく

何だかんだで八月も終わりを迎えようとしており、気づけばもう二学期です。 季節の変わり目と言えば、やることはもうだた一つ。そう、文房具の拡充の時期ですね。仕事の効率を上げるためにも、癒し文具に囲まれて英気を養うためにも、常に文具のアップデート…

未来のマナビフェスのまとめや感想など 「③キーノートセッション ―見える化をきっかけとした学校づくり―」

2日目のキーノートセッションは、待ちに待った中原淳先生の講演。先生のブログの熱心な読者である私としては、もはや講演の内容云々よりも生で中原先生を拝見できるということにテンションが上がります。そんなこんなで、アイドルのコンサートばりに気合いを…